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Whirlwind

咲-Saki-/咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A/シノハユ the dawn of age

シノハユ 第10話「はやり③」感想

真深との突然の別れを告げられたはやり。お見舞いのために病院に通って、憧れの人と仲良くなれた矢先の出来事だった。

 
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しかし悲しい気持ちを押し殺し、東京へ行ってしまう真深を心配させないために無理に平然を装う。真深もそれを察した様子。
この年齢で相手を思い遣る気持ちがあるとは感心だね。気配りガールになる鱗片が現れ始めてる。
 
 
 
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背景カットの話を少し。
3ページ目4カット目に唐突に挿入されている建物があります。風景はよくあるんですけど、建物が映っているとなると当然物語や設定に関連してくる可能性が大きいです。
結論から言うと、これは瑞原はやりの通う小学校、北堀小学校の跡地にある建物です。現在は松江市城北公民館となっており、敷地内に碑が存在します。
 
このカットを見た時は、「武家屋敷っぽい外観だから、北堀地区の建物かな?」と思いました。北堀地区には小泉八雲旧居や武家屋敷などが建ち並ぶ地区であり、城下の雰囲気が漂っています。景観保持のためか瓦屋根の住居が多く、このスタイルの建物があるとしたらここかなぁ〜と。そこで初めに連想したのが北堀小学校跡。初出の時に調べていたので公民館になっていることも既知であったため、案外あっさり見つけられました。

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江戸時代まで遡るとこの場所には松江城の殿様やその家族を治療する医学者が住んでいた武家屋敷があったみたいです。1996年に公民館が移築されるまで残っていたようで、現在もその面影を残した外観の建物になっています。*1*2
勝手な妄想として、真深やおばあちゃんの病気のこともあり、はやりは一度医学者を志したんじゃないかと推測してます。もしかしたらそこに通じる点になるかもしれません。
 
 
 
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真深が東京へ行ってしまってからも,お見舞いしていた間一緒に過ごした楽しい時間が頭を過る。はやりにとっては当たり前な日課になっていた分、小学2年生のはやりにとっては辛い惜別だったんだろうね。
 
 
 
 
ある日の瑞原家の食卓。
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はやりんママはダジャレが好きなようだ。幼少期に聴いたような記憶があるんだけど、『そうだ村の村長さん』という詩が元ネタらしい。うーんいかにも死語って感じがする。
 
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呆れ顔のはやりんにはやりんママは一通の封筒を差し出す。お店に来た注文の中にあったその封筒には、アドレスを添えて横浜で開催されるライブのチケットが入っていた。
小学2年生が1人で横浜を往復するとなると色々大変。しかしはやりんママは吝かではないようで、交通費も支給してこのお遣い兼ライブ遠征を後押しする。はやりが東京と言ったのは前話で真深が東京に引っ越したからだね。
ライブ会場は正確には新横浜の横浜アリーナ。横浜中華街からは少し離れてるんだけど、中華街のある場所は慕が松江に来る前に母親と住んでいたところでもある。
小学2年生の時に慕とはやりがすれ違っていたーーみたいな暗示、扉絵があったらおもしろいな。
 
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はやりんは真深から注文されたお菓子、髪飾りを象ったクッキーを作り、ライブへ行く旨を記載されたアドレスに送った。
 
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はやりんママは一切心配しなかったーーという訳でも無く、自身はお店を空けられないので見守り役を高橋さんに依頼していた。保護者の鑑だ。
ところで高橋さんはケーキ屋さんの従業員だったんだね。家政婦かと思ってた。
 
はやりんママが玄関先で見送り、はやりんの遠征は幕を開けた。
今回は保護者の手続きや出迎えが必要な飛行機は利用出来ず、新幹線で行くことに。
行程は
松江駅ー(JR特急やくも)ー岡山駅ー(JR山陽新幹線)ー新横浜駅
6時間弱のルート。
改めて考えても松江から新横浜は遠い。日程が遠ければ飛行機の方が金額的にも時間的にもかなり余裕なんだけどね。
 
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世界一かわいい座り方!
はやりが利用した特急やくもと新幹線の乗車位置、車両番号や座席は既に特定されていました。途中の新幹線が通るカットもあるんですが、こちらは東岡山駅の近くのようですね。これを数日で特定できるのはさすがといったところです……。
参考
 
 
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横浜駅に到着。横浜アリーナに着くと真深のマネージャーが会場を案内、控え室まで連れて行ってくれた。
マネージャーが「愛弟子」って呼んでるのがイイね。
 
 
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控え室の真深、病院で寝込んでいた時よりは元気そう。しかしベッドも用意されていることに気付き、病状を心配する。
そんなはやりに真深はーー
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「楽しんでってね 私
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ちょーがんばるから!」
かっこいいぃぃぃ!
病人であるとは微塵も感じさせない踊りと歌。真深は必死で会場全体を沸き立たせる。
 
ライブに全力を尽くす真深の姿を見て、はやりは自分の思い描く"理想の大人"を確信する。
「やっぱりみんなを楽しませて元気にしてくれるために
がんばってるひとなんだ
すごいーー 私もーー
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私もこんな人になりたいーー」
 
次号は7月25日発売。