シノハユ 第11話「はやり④」感想
前回までの粗筋
不良から救ってくれたかっこいいお姉さん、春日井真深。しかし彼女は自分の苦手な媚びるアイドルだった。
病院で再会を果たし、病気がちな真深のお見舞いのために通うようになるが、楽しい日々もつかの間。真深ははやりに髪飾りを残し横浜の病院に移ることとなる。
そんな落ち込んでいるはやりの元に真深のライブのチケットが届き、はやりは横浜へと旅立つことを決意。そこで目にしたのは「理想の将来像」だったーー。
「わたしも こんな人になりたいーー」
小学2年生・慕&はやり
ライブが終了後、はやりは真深と連絡が取れずにいた。警備員に尋ねるがもう撤収してしまったようで、少し落ち込みながらも帰路につくことに。
その途中ーー
白築ナナ・慕親子とすれ違う。
この時はやりと慕は小学2年生なので、当然2人は面識がない。そして慕と母親は仲良く暮らしている。慕が小学5年生になる、春まではーー。
シノハユ1巻を読んだ後だと、慕の満面の笑顔がつらいなぁ……。
理想のお母さん
家に到着するとはやりママがお出迎え。
かっこよくてかわいくてキレイって真深べた褒めだね。楽しそうにライブの話をするはやりんもかわいいよ。
数日後のある日、はやりはお母さんから店番を頼まれる。部屋からお店のある1階へ降りると、そこにいたのはーー
お店を訪れた真深だった。
真深が松江の病院を去ったのが2話前の2ヶ月前で読者としてはかなり間が空いてる感覚があるから、久々の再会なんじゃないかと感じる。
はやりママはその様子を陰で見守っていた。
はやりママも気配りに長けてるし、性格が似てる。はやりにとっては真深が「理想の大人」として映っているんだろうけど、はやりママもそんな姿を体現してるよね。理想の母親だよ。
告白
真深とはやりは2人きりで宍道湖畔へ。
島根県立美術館の近くなんだけど、この辺りは夕日スポットで道がすごく綺麗だった。
真深はライブ後に病状が悪くなり、会いに行けなかったことを謝罪。今度は手術することになったが、もし成功してもしばらく養生しなければならないことを伝えた。
「死ぬのかな、私ーー…」
次回は8/25発売号。