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咲-Saki-/咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A/シノハユ the dawn of age

シノハユ 第13話「悠彗①」 感想

はやり編が終わり、今号からシノハユ the dawn of ageは新章へ。
 
表紙&巻頭カラー
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表紙見て即購入。この哀愁を纏ったあぐり先生の絵が、慕の過去を想起させる。高校三年生になっても母親と再会できていないんだからなぁ……。悲しい。
 
 
 
 
 
悠彗(ゆえ)ちゃん
閑無たち湯町小メンバーは杏果ちゃんママの車で、ちょっと離れた日本海側に海水浴へ。その姿を遠くから見つめる一人の女の子がいた。
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新キャラクターの悠彗(ゆえ)ちゃん。タイトルからして、シノハユ新章の主人公になる子でしょう。前回見たツインテール姿でcv.種田梨沙さんかと思ったけど、髪は青じゃなくオレンジだった。ツインテールで控えめなおもちの女の子はツンツンしてるキャラが多いイメージがあるけど、悠彗ちゃんはどうなんだろうね。
悠彗ちゃんは海で楽しそうに遊んでいる閑無たちをあまりよく思っていない様子。
 
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理由は他の場所から観光気分で地元に来られるのと、市街地から来る人たちへの嫉妬。もともとお父さんは東京にいたが、実家の風習で生まれが松江の外れになり、育ちの場所と同じになってしまった。
自分も生まれが神戸になりそこなってるから、悠彗ちゃんの気持ちがなんとなくわかるなぁ。周りに自慢できるしね。ただ悠彗ちゃんはそれだけが東京に憧れを抱く理由ではないらしい。
 
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「私、オタクなんだよね」
衝撃のあまり、消えかかるお父さん。
悠彗ちゃんはオタクの中でも漫画やアニメが好きな普通のオタクって聞いてお父さんは安心したみたいだけど、普通のオタクってどういう基準なんだろうか。アイドルオタクは許されないのかな。閑無ちゃんはアイドルのはやりんオタクみたいなところがあるけど、ああいうのはNGなの?
両親に東京で生活してほしかった理由は、オタクライフの充実のためだった。お店も都心に出ればまず揃わないものはないし、公式イベントもほとんど首都圏で行われるから、地方に住んでるオタクの誰もが感じる不便さ。
 
 
 
全国大会の地・東京
そんな悠彗ちゃんがTVであるニュースを目にする。
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はやり~ん!
テレビで映るくらいなんだから、「ちょっとした有名人」という言われるのにも頷ける。
 松江こども麻雀大会の優勝者は東京で行われる全国小学生麻雀選手権大会に出場できる。はやりんが同い年ということもあり、このことを知った悠彗ちゃんは大会に興味を示す。
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悠彗ちゃんはかわいいし意外に礼儀正しい。
麻雀経験者としての腕もこれから気になるところだね。
 
 
 
新たなライバル
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七味を切らしたお父さんのために、悠彗ちゃんはお遣いに出かける。その途中――
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海水浴から引き揚げた湯町小メンバーが通りかかる。
挨拶を交わした後、会話の中で聞こえた「瑞原はやり」という言葉に思わず足を止める。
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初対面からライバル心むき出しだね。
朝酌に入るとなると、慕とはやりんは閑無ちゃんを敵視してないし、この二人はいいライバル関係になると思う。
というか、今まで咲-Saki-の団体戦メンバーの中でライバル関係があったチームって無いよね。みんな仲良くって感じだったけど、チーム内でお互いが意識して切磋琢磨してるのは新鮮でいいな。
 
 
 
はやり、全国大会へ
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一方のはやりんは島根県代表として全国大会の地、東京へ。小学生大会も会場は国際フォーラムなんだ。
 
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「悪いねっお姉さん」
咏さん!咏さんだ!!咏さんかわいい!!!!!
でも小学2年生なのにプロになってからと何一つ変わってない!
まさか咏さんがシノハユに登場するとは思わなかった。
咲-Saki-時代だとはやりんが28歳で咏さんは24歳。だから高校生になるとギリギリだけど絶対関わりがないんだよね。確かに小学生なら6年間で一応就業期間内にあるから大会で会う可能性はあるけど、小学2年生が全国大会出てきて5年生を負かすとは思わないよなぁ。
 
52300点。1人30000点持ちで全員で120000点でこれがはやりんの点数だとすると、咏さんは52400点以上稼いでいて、咏さんとはやりん二人で104700点以上持ってることになって他の二人がひどいことになってるなぁ……。52300点が咏さんの点数でもはやりんの台詞からして競っていただろうし、怖い卓だ。
 
咏さんもはやりんも大好きだから、この二人に因縁がある展開がアツすぎてたまらない。
 
 
 
 
 
第12回 松江こども麻雀大会
時は巡り、彼女たちは小学6年生になる。
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会場は前回同様、くにびきメッセ。
 
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悠彗ちゃん怒ってるのか恥ずかしがってるのかよくわからない表情でかわいい。
今回は杏果ちゃんもエントリー。
これで朝酌女子麻雀部のメンバー5人は、はやり・閑無・慕・杏果・悠彗で確定なのかな?全員が同学年で咲-Saki-時代から10年前、高校3年生になる。全員高3って宮守みたいだね。杏果ちゃんがメンバーに入ってくれて嬉しい。
 
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3年連続県代表選手――瑞原はやり……!!
はやりんは小学2年生でアイドルを志して以来、3年生からずっと勝ち続けてるってことか。県内では敵なしなんだなぁ。
杏果ちゃん小学5年生の時よりかなり背伸びてるね。スタイルのいいなぁ。
 
次号は10/25発売。