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咲-Saki-/咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A/シノハユ the dawn of age

咲-Saki-第129局[契機]感想

宮永家の過去に迫るという場面で終わった前局。その続きーーかと思いきや今回は有珠山回が始まった。これ単行本にした時に物語が繋がらなそうな気が……。

 
 
 
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扉絵は有珠山高校副将の真屋由暉子ちゃん。
手に持ってるのは今回の内容的にトランプだね。札幌から東京のインハイ会場に向かう途中の電車の車内かな。
背景は寝台特急カシオペア。ツインの1階12番か14番で一致するみたいです。カシオペアはデフォルトがツインなのでシングルが無いんですね。1人でも利用できるけど割高、2人で乗ると上野-札幌間で片道32,320円。上野発の予約は1ヶ月先まで埋まってるし簡単には乗れなさそうです。
 
 
 
 
 
中堅戦が終了し、有珠山の控え室に戻った揺杏。
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決勝進出に膨大なビハインドを背負った副将と大将だが、爽は以前として勝ち気。流石にこの状況が厳しいことは承知してるみたいだけど。
 
副将のユキも1年生ながら大きな重圧がかかる。
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「まだリーチが7回打てる………」

がんばらなきゃ…

このセリフは副将戦でみせるユキの闘牌スタイルの暗示かな?落ち着いた性格の反面、攻撃的な麻雀なのかもしれないね。
 
 
 
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先輩たちのためにもーー

(10か月前)

ユキの回想。
10か月前ということは、ユキはまだ中学3年生の冬だね。セーラー服も黒い冬服みたい。ポニーテールに眼鏡、高校生とは全く違う印象だね。今よりはかなり地味だけど、そのギャップがまたかわいい。
 
そしてとうとう有珠山の舞台が登場。
1コマ目は壮瞥公園展望台。2コマ目は久保内小学校。後々のコマに北海道洞爺湖サミット記念館。またシノハユの玉造温泉に続いて温泉地近くですね。
 
 
 
中学生の頃のユキはその地味な見た目と責任感の大きさから、クラスメイトから仕事を押し付けられがちだったようだ。
そのユキの仕事途中に有珠山高校のメンバー4人が通りかかる。
 
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おまえいじめられっ子だな!

ユキ本人は全くそうは感じてはいなかったようで、寧ろポジティブに受け取っていたようだ。いい子だね。

 

 

爽はそんなユキを気に入ったのか、有珠山の部活に招待する。

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しかし始めたのはトランプの七並べ。

チカちゃんがまだ出てない♥︎6♦︎5,6♣︎4,9とめてるね。鬼。

でも「フフン」なんて言ったら自分がとめてるって言ってるようなものだよね。

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次峰戦でもダマ取ったのにマコと由子にバレバレだったし、チカちゃんは顔に出ちゃうタイプだ。

 

 

 

ここは元々麻雀部だったようで、今は形骸化してアナログゲームを楽しむ部活になってしまったようだ。

ユキが麻雀について尋ねるとーー

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どうやら牌は昔の先輩が売ってしまい、マットだけが残っている状態。麻雀部は肩書きだけで本当にやったことはなかったらしい。

爽がここから10か月で化けるのか……恐ろしい。その間に何があったんだろうか。無名校で健闘した阿知賀や宮守は指導者に恵まれていたけど、ここからプロが赴任して顧問になるーーという流れがあるのかな。はたまた清澄や鶴賀のように顧問無しに実力を育むのか。

 

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関係無いけど、次のページ『のうりん』カラーの林檎ちゃんが中学生ユキに似ててビックリした。

 

巻末作者コメント

生まれて初めてユニットバス使った時はありえないって思ったのに今は完全に慣れた。

ホテルなら使うんだけど、自宅で使うのは嫌だなぁ。鈍臭いからマットとかビシャビシャにしそう。

 

次号は7月18日発売。

一応次号掲載は告知あるけど、今までのペースと今回トーンが間に合ってないことを考えると心配。