Whirlwind

咲-Saki-/咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A/シノハユ the dawn of age

咲-Saki- 第131局[打倒] 感想

「新しい号届いてたぞ!」
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爽が雑誌の最新号を持ってきた。
よだれ垂らして寝てる成かわ。そしてストローを咥えていたのか、ユキちゃんの口元がえっちぃ。髪飾りが星形。
揺杏と並ぶとチカちゃんも意外と背高いよね。169cmと164cmらしい。というかチカちゃんこんなにおもち大きかったっけ。
爽を拡大したのはポーズが面白いからではなく、雑誌の表紙。これ髪色と髪飾りの形からして恐らくはやりんだよね。ということでーー
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はやりかわ!この時はインハイ前で誕生日もまだ来てないから、27歳かな?有珠山メンバーもはやりんの美貌を賛美。
揺杏が「友達の旅館の温泉が効いてる」って言ってるけど、まさか杏果ちゃん?シノハユでは杏果ちゃんとはやりの直接の面識はないんだけど……。これは伏線になるのだろうか。
立先生の日記によると、この水着は永水・宮守のものと同様、紗先生考案のデザインなんだね。戒能プロの水着はラインが綺麗に出てて色も髪と合ってるし好き。
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こちらはりゅーかわ!竜華とセーラは2年の時からエース扱いされてたから、怜が新エース張る前にまず注目されてたんだろうね。
それと小さく映ってる怜の表情が絶妙。自分の地力の伴わない謙遜と昔馴染みの竜華とセーラへの羨望がまだ抜けきらず、一歩引いたところから2人を見守ってるという印象を受ける。
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背景は万博公園東口。竜華の左に信号があるんだけど、その信号のある交差点映った写真がありました。道路右側、手前から2番目の電灯辺りが撮影ポイントでしょう。
 
 

幼馴染

 
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前話で避難車に3人乗ってたけど、後ろ向いてたのはチカだったんだね。幼稚園組の3人が座ってるカットがおもしろい。チカちゃん見るとこの不安になる。爽と揺杏は頭に二つ角があったんだね。気付かなかった。
チカちゃんと成香ちゃんが私立育ちっぽいのはなんかわかる。爽と揺杏とのギャップもあって、お嬢様というか育ちがいいって印象受けるんだよね。
鼓笛隊ってマーチングバンドかな?ユキちゃんが何に詰まったのか意味深に「こてきたい………」って呟いてるのが気になる。
f:id:aaliyah0419:20140924173349j:plain幼稚園
 
爽、チカ、揺杏
小学校
公立:爽、揺杏
私立:チカ、成香
当時
中3:ユキ
高1:成香、揺杏
高2:爽、チカ
高3:矢本さん(幽霊部員)
+1:小納谷先輩(週1)、?、?
まとめるとこんな感じかな。前回言ってた先輩たちに関しては、爽とチカちゃん以外面識がないから区切っておきます。理由は後述。
 
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成香ちゃんヘルメットが頭にすっぽりはまってて笑う。成香ちゃんは被った髪型が崩れないよね。

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ユキちゃん回想がまではツッコミキャラかと思ってたのに、今じゃすっかりどこかズレてる感じになってきちゃった。ヘルメットがかっこいいって感じる人はあんまりいなさそう……。バイクのヘルメットならまだわかるけど。

 

チカちゃん嫉妬?

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雀卓を下から覗く爽。もっとアングルを下にしてほしい。

爽の「1年の頃のチカみたいに週1で機嫌そこねちゃう」がかなり意味深だと思うんだけど、そういえば先週のチカちゃんが言ってた発言を思い出す。

 

チカ「小納谷先輩は週1くらいで遊びにきてたわね。普段が私と爽だけだったけど。」

ん!?

高1:爽、チカ

高2:矢本さん(幽霊部員)

高3:小納谷先輩(週1)、?、?

もしかして高1の頃は普段爽と二人っきりでもふもふしてたのに、週1で小納谷先輩が来たから水を差されて機嫌が悪くなったってこと?嫉妬かな!?

「週1で」って部分が共通してるから小納谷先輩が関わってる可能性が一番高いんだけど、それが嫉妬なのか単純に先輩が苦手だったのかは分からないね。

とりあえず爽×チカっていうカップルが大好きになった。チカは唯一爽と同学年なこともあってタメで接することができる存在だからね。前の「終わってからね」って微笑んでたやつも今局読むとむふふwってなる。爽に対して呆れた反応見せられるチカちゃんはお嫁さん適性が高い。

 

「最新号きてた!」

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 今度は揺杏が最新号を持って来た。f:id:aaliyah0419:20140924181341j:plainf:id:aaliyah0419:20140924193551j:plain

 

のどかちゃん可愛い!!!!やっぱり和ちゃんはおもち大きいし美少女ですのだ!!!!!!!!持ち上げられるのは当然ですのだ!!!!!!!!!!!!!!!!f:id:aaliyah0419:20140924193649j:plain

ですの~~~~~だ!!!!!(いつものキメポーズ)

憧はちゃんと西田さんにちゃんと認知されてたから分かるんだけど、複数なら松実姉妹ってことで宥姉かなって思ってた。

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 有珠山特集も載っていた。爽ユキは2人とも映えるね。 

 

次回掲載は 10/3発売号。

ヤングガンガン 2014年 9/19号 [雑誌]

ヤングガンガン 2014年 10/3号 [雑誌]

シノハユ 第12話「はやり⑤」 感想

前回までの粗筋

親しくしていた真深が病院を移り落ち込んでいたはやりの元に、真深から1枚のチケットが届いく。ライブが行われる横浜へ旅立ち、そこで目にしたのはみんなに元気を与える、はやりの思い描く理想の大人の姿だった。
松江に戻って数日後、はやりは真深と久々の再会を果たす。しかし真深は自身の病状に悲嘆し「死ぬのかな、私ーー」と、はやりの前で涙を流してしまう。
 
 
 
はやりの決意
弱気になる真深に、はやりは誓う。
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「私ががんばります!
私ががんばって牌のおねえさんみたいになって、
今度は真深さんを元気にします!」
 
かつて自分を勇気付けてくれた真深を、今度は自分が励ます番。もう一度真深の笑顔を取り戻すためーー。
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真深と別れた途端涙を流したはやりだったが、アイドルとしての真深に初めて出会ったコンサート会場に通りかかる。
「はやりちゃんにもアイドルの才能があるのかも」
「そういう人になるには、どーするの?」
そんな言葉を思い出し、かつて小学2年生だったはやりは「理想の大人」を追いかけ始める。
 
 
 
「今ーー…
真深さんみたいになれるように、
少しずつがんばっています」
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「どこか遠くにいる真深さんをも笑顔にさせられるくらい
そんな私になれますように!」
 
 
 
夏祭りコンサート
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時代は戻って、はやりの夏祭りコンサート。
「はゃ………」と呟いてるノリノリ閑無ちゃん。対してそれをジト目で眺めてるプフ子可愛い。
左上のカットに映っているのは、はやりの回想で小学2年生の時に絡まれた不良とサラリーマン。あの時は真深に助けてもらったけど、今ははやりんがみんなに笑顔を与えているんだね。
 
 
 
慕ちゃんのおうち
夏祭りに来ていた玉湯小学校の小5一行は玉造温泉駅から歩いて帰宅。慕は杏果に浴衣を返す前に、自宅に寄ることに。
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浴衣姿をリチャードソンに見てもらうためかな?下の慕が謎生物クロチャーみたいだ。
家には質屋の周藤さんがいた。初対面だが、慕にとっては麻雀牌を奪った人ってことになっていた。
周藤さんが言うには、慕は母親のナナさんには似ていないらしい。確かに容姿は似てないよね。ナナさんは青髪ロングに目も青で虚ろな感じだし。
リチャードソンは昔バンドを組んでいた人が東京で音楽雑誌をやっており、その仕事をもらっていて、月1で東京の打ち合わせに参加しているようだ。
 
杏果の家に向かう途中、海に行く提案が持ち上がる。2日後に杏果のお母さんの車で行くことになった。
そういえば、
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最初に閑無たちのメンバーにいたこの子がいなくなってる……。
 
 
 
牌のおねえさん
ライブを終えたはやりも帰宅し、はやりママと夕食。牌のおねえさんは麻雀の学生大会で実績を残した人がほとんどらしい。ここからはやりが全国優勝志すようになるんだね。
はやりママが言うには、加えてセクシーすぎるのはダメなようだ。……?
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昔のはやりんはこんなこと言ってたのか……。私もおもちは控えめの方が好きだから、小さいおもちのはやりんも見たかったな。大人になったはやりんはくろちゃんが飛びついちゃうほど豊満なおもちをお持ちだからね。成長する中で大きくなるおもちにコンプレックスを抱くはやりんの姿を想像してにやけてしまう。
 
 
 
もう一人の少女の物語――
2日後、杏果ママの運転する車に乗り込み、海水浴に向かう。閑無が海を見る度に燥ぐ一方で、慕は物寂しげ。
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慕は母親との思い出の鱗片に触れる度に1カット回想が入ってくるから、胸が詰まる。つらいなぁ。
 
海岸に到着し、閑無と杏果は一目散に海へ飛び出した。
 
 
 
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その姿を高台から見つめる一人の少女がいた。
 
 
 
 
 
 
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シノハユ the dawn of age 新章スタートーー。
 
 
 
今回のBGは予告が盛り沢山だった。
ヤングガンガン9/5発売号 咲-Saki- センターカラー
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何故かBD特典コミック表紙なんだけど、咲さん可愛い。咲さんじゃないんだろうけど……。
 
咲-Saki-13巻&シノハユ2巻 表紙公開
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同時発売9/25の予告。
シノハユは「閑無編」のまま閑無ちゃんが表紙。コピーは「本気で挑んだ"青春"と、支えてくれた"友達"ーー。」周りとの衝突があったからこそ、今の閑無ちゃんがあるもんね。
13巻の表紙は久部長でした。内容から言ったら無難。私の予想は候補として2番目に久部長を上げましたが、最有力は明華ちゃんだったので外れました。残念。
背景が建物っぽいけどどこなんだろう。
 
BG3周年記念プレゼント
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Vol.10 慕&閑無 ラバスト 33名
Vol.11 洋榎&絹恵 ラバスト 33名
Vol.12 照&淡 ラバスト 33名
慕&閑無ラバストめちゃくちゃ欲しいけど、33名か……。
 
BGVol.10 表紙・巻頭カラー&特別付録 シノハユ 2巻 五十嵐あぐり先生描き下ろしブックカバー
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シノハユ連載1周年で特典満載で嬉しい。
 
 
 
次号は咲-Saki-13巻&シノハユ2巻と共に9/25同時発売。

シノハユ 第11話「はやり④」感想

前回までの粗筋

不良から救ってくれたかっこいいお姉さん、春日井真深。しかし彼女は自分の苦手な媚びるアイドルだった。

病院で再会を果たし、病気がちな真深のお見舞いのために通うようになるが、楽しい日々もつかの間。真深ははやりに髪飾りを残し横浜の病院に移ることとなる。
そんな落ち込んでいるはやりの元に真深のライブのチケットが届き、はやりは横浜へと旅立つことを決意。そこで目にしたのは「理想の将来像」だったーー。
「わたしも こんな人になりたいーー」
 
 
 
小学2年生・慕&はやり
ライブが終了後、はやりは真深と連絡が取れずにいた。警備員に尋ねるがもう撤収してしまったようで、少し落ち込みながらも帰路につくことに。
 
その途中ーー
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白築ナナ・慕親子とすれ違う。
この時はやりと慕は小学2年生なので、当然2人は面識がない。そして慕と母親は仲良く暮らしている。慕が小学5年生になる、春まではーー。
シノハユ1巻を読んだ後だと、慕の満面の笑顔がつらいなぁ……。
 
はやりは横浜から寝台列車サンライズ出雲に乗り、夜を明かす。
 
 
 
理想のお母さん
家に到着するとはやりママがお出迎え。
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かっこよくてかわいくてキレイって真深べた褒めだね。楽しそうにライブの話をするはやりんもかわいいよ。
 
 
 
数日後のある日、はやりはお母さんから店番を頼まれる。部屋からお店のある1階へ降りると、そこにいたのはーー
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お店を訪れた真深だった。
真深が松江の病院を去ったのが2話前の2ヶ月前で読者としてはかなり間が空いてる感覚があるから、久々の再会なんじゃないかと感じる。
 
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はやりママはその様子を陰で見守っていた。
はやりママも気配りに長けてるし、性格が似てる。はやりにとっては真深が「理想の大人」として映っているんだろうけど、はやりママもそんな姿を体現してるよね。理想の母親だよ。
 
 
 
告白
真深とはやりは2人きりで宍道湖畔へ。
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島根県立美術館の近くなんだけど、この辺りは夕日スポットで道がすごく綺麗だった。
 
真深はライブ後に病状が悪くなり、会いに行けなかったことを謝罪。今度は手術することになったが、もし成功してもしばらく養生しなければならないことを伝えた。
 
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「死ぬのかな、私ーー…」
 
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次回は8/25発売号。

咲-Saki-第130局[価値]感想

前局、爽に連れられて有珠山高校麻雀部に招待されたユキ。実際には建前だけで、当時はアナログゲーム全般を楽しむ部活と化していた。

 
 
 
ユキは麻雀牌の所在を尋ねるが、残っているのはマットだけという状態。そこでユキの家にある壊れた自動卓を部室に運ぶこととなった。
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避難車ってベビーカーの類の、幼稚園児や保育園児を立って乗せる乗り物だよね。爽と揺杏は幼馴染みっぽかったけど想像通り。凄い気が合ってるしこの2人の関係いいなぁ。爽と揺杏の他にもう1人、後ろを向いた子が乗ってるけど誰だろうね。チカちゃんかな。
 
 
 
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爽とチカが1年生の時、麻雀部には2年生に矢元さん、3年生に小納屋ちゃんを含め3人がいたらしい。基本的に爽とチカ2人の活動で、週1で小納屋ちゃんが参加していた。
次の年には3年生は卒業、矢元さんは受験で来なくなった。だから揺杏と成香ちゃんはその先輩4人とは面識が無いわけか。
 
 
 
麻雀卓を部室へと運び終え、電源を繋ぐ。
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懸念はあったもののちゃんと動作し、驚く先輩たち。揺杏の反応がやんちゃ。
前のコマで制服のトーンが成香ちゃんとユキちゃん逆になってるんだけど、2人とも背が低いから間違えたのかな?
 
 
 
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早速麻雀を始めようとする爽。揺杏と爽は児童館で麻雀の経験があり、チカちゃんは伊達市の小学生大会でベスト8位を取ったことがあるようだ。
成香ちゃん以外はまるっきり初心者って訳じゃなかったんだね。でも爽は前評判的にも物凄い実力持ってそうなのに、幼い頃から一緒に麻雀打ってた揺杏はどうして……。やっぱり先天的に持ってる能力ってことなのかな。
舞台的には壮瞥町児童館と伊達市旭町児童館どっちだろうね。
 
 
 
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まずはユキが「ゲスト」として卓につくことに決定。残りのメンバーはじゃんけんの結果、爽、揺杏、成香となった。チカは意気揚々とじゃんけんで挑んだがまたも負けてしまい、初心者である成香のアドバイスにつくことに。
 
 
 
爽はユキがなぜ同級生の言われるがままになっているのかが気になったのか、問いかける。
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謙虚だけど、すごいわかるなぁ。頼まれた雑務をやっていれば、特別なことをやらなくても他の人に何か言われることもないしね。
そんなユキの取り柄として挙げられたのは「かわいい」「胸がデカい」
確かにユキちゃんかわいい。玄ちゃんのおもちセンサーも振り切ればかりの大きさ。仕事も如才なくこなせるし、欠点無い気がする。
 
ユキの容姿に目を付けた揺杏があるものを取り出す。
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ちゃちゃのん!開かれたのは麻雀をやっている女子学生を紹介する雑誌、佐々野いちごちゃんの特集記事。ちゃちゃのんは今年のインハイでは3年生で中堅だけど、去年は次峰だったんだ。以前からアイドル的に注目されてたんだね。
「少し古い号」って言ってるけど、この有珠山回想自体が半年前の冬だから服からして秋くらいのやつかな。
なんと今話、ストーリーの途中このタイミングで扉絵が登場。イレギュラーだけどこれって単行本でどうなるんだろう?
 
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あくまで女子学生雀士に焦点を当てた雑誌で、強さより可愛いさが評価されるアイドル雑誌寄りのものみたいだね。麻雀やってなかったのに雑誌は持ってるんだ。
あとユキは照のこと知らないのか。荒川憩ちゃんはてっきりアイドル的にもちゃちゃのんみたくチヤホヤされてると思ってた。
てか前も思ったけど、爽はコマ外でユキちゃんに猥褻を働いているっぽいな。羨ましい。
 
まずはユキの見た目を大改造。
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今のユキちゃんができあがった。メガネをコンタクトに変え、ポニーテールを解いて垂れ耳付きのロングに。ユキちゃんかわいい。
 
 
 
爽が有珠山に入るように勧めると、ユキはもとよりそのつもりだったらしい。その理由が
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中二病めいている……。爽に注意してる描写があったし、教養はしっかり身に付いているみたいだけど。
 
 
 
かくして有珠山高校麻雀部はユキをアイドルとして世間に知らしめるべく、大会に向けて動き出し、ユキにも先輩の期待に応えたいという気持ちが芽生えた。
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ゲストではなく、1人のメンバーとしてーー。
 
 
 
作者コメント
「独立放送局系でやってる熊野古道の番組が楽しみです。特に最終回が吉野山ありそうで。」
三重テレビ放送の熊野古道だね。録画しておこう。
 
扉絵に書いてあるとおり、咲-Saki-第13巻とシノハユ the dawn of age第2巻が9/25に同時発売。表紙の公開が楽しみだし、表紙予想しないとなぁ。
 
次回は9/5発売号。

咲-Saki-第129局[契機]感想

宮永家の過去に迫るという場面で終わった前局。その続きーーかと思いきや今回は有珠山回が始まった。これ単行本にした時に物語が繋がらなそうな気が……。

 
 
 
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扉絵は有珠山高校副将の真屋由暉子ちゃん。
手に持ってるのは今回の内容的にトランプだね。札幌から東京のインハイ会場に向かう途中の電車の車内かな。
背景は寝台特急カシオペア。ツインの1階12番か14番で一致するみたいです。カシオペアはデフォルトがツインなのでシングルが無いんですね。1人でも利用できるけど割高、2人で乗ると上野-札幌間で片道32,320円。上野発の予約は1ヶ月先まで埋まってるし簡単には乗れなさそうです。
 
 
 
 
 
中堅戦が終了し、有珠山の控え室に戻った揺杏。
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決勝進出に膨大なビハインドを背負った副将と大将だが、爽は以前として勝ち気。流石にこの状況が厳しいことは承知してるみたいだけど。
 
副将のユキも1年生ながら大きな重圧がかかる。
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「まだリーチが7回打てる………」

がんばらなきゃ…

このセリフは副将戦でみせるユキの闘牌スタイルの暗示かな?落ち着いた性格の反面、攻撃的な麻雀なのかもしれないね。
 
 
 
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先輩たちのためにもーー

(10か月前)

ユキの回想。
10か月前ということは、ユキはまだ中学3年生の冬だね。セーラー服も黒い冬服みたい。ポニーテールに眼鏡、高校生とは全く違う印象だね。今よりはかなり地味だけど、そのギャップがまたかわいい。
 
そしてとうとう有珠山の舞台が登場。
1コマ目は壮瞥公園展望台。2コマ目は久保内小学校。後々のコマに北海道洞爺湖サミット記念館。またシノハユの玉造温泉に続いて温泉地近くですね。
 
 
 
中学生の頃のユキはその地味な見た目と責任感の大きさから、クラスメイトから仕事を押し付けられがちだったようだ。
そのユキの仕事途中に有珠山高校のメンバー4人が通りかかる。
 
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おまえいじめられっ子だな!

ユキ本人は全くそうは感じてはいなかったようで、寧ろポジティブに受け取っていたようだ。いい子だね。

 

 

爽はそんなユキを気に入ったのか、有珠山の部活に招待する。

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しかし始めたのはトランプの七並べ。

チカちゃんがまだ出てない♥︎6♦︎5,6♣︎4,9とめてるね。鬼。

でも「フフン」なんて言ったら自分がとめてるって言ってるようなものだよね。

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次峰戦でもダマ取ったのにマコと由子にバレバレだったし、チカちゃんは顔に出ちゃうタイプだ。

 

 

 

ここは元々麻雀部だったようで、今は形骸化してアナログゲームを楽しむ部活になってしまったようだ。

ユキが麻雀について尋ねるとーー

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どうやら牌は昔の先輩が売ってしまい、マットだけが残っている状態。麻雀部は肩書きだけで本当にやったことはなかったらしい。

爽がここから10か月で化けるのか……恐ろしい。その間に何があったんだろうか。無名校で健闘した阿知賀や宮守は指導者に恵まれていたけど、ここからプロが赴任して顧問になるーーという流れがあるのかな。はたまた清澄や鶴賀のように顧問無しに実力を育むのか。

 

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関係無いけど、次のページ『のうりん』カラーの林檎ちゃんが中学生ユキに似ててビックリした。

 

巻末作者コメント

生まれて初めてユニットバス使った時はありえないって思ったのに今は完全に慣れた。

ホテルなら使うんだけど、自宅で使うのは嫌だなぁ。鈍臭いからマットとかビシャビシャにしそう。

 

次号は7月18日発売。

一応次号掲載は告知あるけど、今までのペースと今回トーンが間に合ってないことを考えると心配。

シノハユ 第10話「はやり③」感想

真深との突然の別れを告げられたはやり。お見舞いのために病院に通って、憧れの人と仲良くなれた矢先の出来事だった。

 
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しかし悲しい気持ちを押し殺し、東京へ行ってしまう真深を心配させないために無理に平然を装う。真深もそれを察した様子。
この年齢で相手を思い遣る気持ちがあるとは感心だね。気配りガールになる鱗片が現れ始めてる。
 
 
 
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背景カットの話を少し。
3ページ目4カット目に唐突に挿入されている建物があります。風景はよくあるんですけど、建物が映っているとなると当然物語や設定に関連してくる可能性が大きいです。
結論から言うと、これは瑞原はやりの通う小学校、北堀小学校の跡地にある建物です。現在は松江市城北公民館となっており、敷地内に碑が存在します。
 
このカットを見た時は、「武家屋敷っぽい外観だから、北堀地区の建物かな?」と思いました。北堀地区には小泉八雲旧居や武家屋敷などが建ち並ぶ地区であり、城下の雰囲気が漂っています。景観保持のためか瓦屋根の住居が多く、このスタイルの建物があるとしたらここかなぁ〜と。そこで初めに連想したのが北堀小学校跡。初出の時に調べていたので公民館になっていることも既知であったため、案外あっさり見つけられました。

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江戸時代まで遡るとこの場所には松江城の殿様やその家族を治療する医学者が住んでいた武家屋敷があったみたいです。1996年に公民館が移築されるまで残っていたようで、現在もその面影を残した外観の建物になっています。*1*2
勝手な妄想として、真深やおばあちゃんの病気のこともあり、はやりは一度医学者を志したんじゃないかと推測してます。もしかしたらそこに通じる点になるかもしれません。
 
 
 
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真深が東京へ行ってしまってからも,お見舞いしていた間一緒に過ごした楽しい時間が頭を過る。はやりにとっては当たり前な日課になっていた分、小学2年生のはやりにとっては辛い惜別だったんだろうね。
 
 
 
 
ある日の瑞原家の食卓。
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はやりんママはダジャレが好きなようだ。幼少期に聴いたような記憶があるんだけど、『そうだ村の村長さん』という詩が元ネタらしい。うーんいかにも死語って感じがする。
 
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呆れ顔のはやりんにはやりんママは一通の封筒を差し出す。お店に来た注文の中にあったその封筒には、アドレスを添えて横浜で開催されるライブのチケットが入っていた。
小学2年生が1人で横浜を往復するとなると色々大変。しかしはやりんママは吝かではないようで、交通費も支給してこのお遣い兼ライブ遠征を後押しする。はやりが東京と言ったのは前話で真深が東京に引っ越したからだね。
ライブ会場は正確には新横浜の横浜アリーナ。横浜中華街からは少し離れてるんだけど、中華街のある場所は慕が松江に来る前に母親と住んでいたところでもある。
小学2年生の時に慕とはやりがすれ違っていたーーみたいな暗示、扉絵があったらおもしろいな。
 
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はやりんは真深から注文されたお菓子、髪飾りを象ったクッキーを作り、ライブへ行く旨を記載されたアドレスに送った。
 
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はやりんママは一切心配しなかったーーという訳でも無く、自身はお店を空けられないので見守り役を高橋さんに依頼していた。保護者の鑑だ。
ところで高橋さんはケーキ屋さんの従業員だったんだね。家政婦かと思ってた。
 
はやりんママが玄関先で見送り、はやりんの遠征は幕を開けた。
今回は保護者の手続きや出迎えが必要な飛行機は利用出来ず、新幹線で行くことに。
行程は
松江駅ー(JR特急やくも)ー岡山駅ー(JR山陽新幹線)ー新横浜駅
6時間弱のルート。
改めて考えても松江から新横浜は遠い。日程が遠ければ飛行機の方が金額的にも時間的にもかなり余裕なんだけどね。
 
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世界一かわいい座り方!
はやりが利用した特急やくもと新幹線の乗車位置、車両番号や座席は既に特定されていました。途中の新幹線が通るカットもあるんですが、こちらは東岡山駅の近くのようですね。これを数日で特定できるのはさすがといったところです……。
参考
 
 
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横浜駅に到着。横浜アリーナに着くと真深のマネージャーが会場を案内、控え室まで連れて行ってくれた。
マネージャーが「愛弟子」って呼んでるのがイイね。
 
 
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控え室の真深、病院で寝込んでいた時よりは元気そう。しかしベッドも用意されていることに気付き、病状を心配する。
そんなはやりに真深はーー
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「楽しんでってね 私
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ちょーがんばるから!」
かっこいいぃぃぃ!
病人であるとは微塵も感じさせない踊りと歌。真深は必死で会場全体を沸き立たせる。
 
ライブに全力を尽くす真深の姿を見て、はやりは自分の思い描く"理想の大人"を確信する。
「やっぱりみんなを楽しませて元気にしてくれるために
がんばってるひとなんだ
すごいーー 私もーー
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私もこんな人になりたいーー」
 
次号は7月25日発売。

飯田に行ってきました(2014/7/12)

7月の週末、飯田に行ける時間ができたので、飯田駅周辺の舞台を撮ってきました。

既に3月に1度、中央本線沿線の探訪をしているのですが、飯田はまた来られると思い、時間の都合上天竜峡を優先しました。当時最新話だった咲-Saki-第123局の扉絵もその時に撮りました。先にその記事を書くべきでしょうが、忘れないうちに書きたいので……。例によってまた過去の記事としていつの間にか更新してると思います。
 
 
 
 
今回の探訪は風越メイン。そして発売から少し間が空いて特定された、全国編特典コミックの表紙です。
ご存知の方も多いと思いますが、作中での読みは風越(かぜこし)ですが実際の地名は風越(かざこし、ふうえつ)と読みます。本来の呼び名は"かざこし"です。平安時代には信濃国の枕詞として風越(かざこし)が多くの和歌で使われていたようです。一方で風越(ふうえつ)という呼び名は、終戦後の学制改革により高等学校を統合するに当たって、名称を女子高の雰囲気に合わせて固有のものとなるように名づけられたのだそう。風越という地名そのものが高校に由来しているのは所縁を感じますね。*1*2
 
 
 
飯田駅から出発して北北西に歩き、中央自動車道の高架下へ向かいます。
咲-Saki- 第4巻 表紙

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側溝とその周りの道路が舗装され、ガードレールも一部新しいものに変わっていました。
 

咲-Saki- 第44局 扉絵

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今宮郊戸八幡宮の本殿と向かって左、末社を結ぶ階段の途中です。
 
咲-Saki- 第6巻 カラー口絵
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44局扉絵の近くにも鳥居がたくさんある不思議な場所がありました。
 
咲-Saki-第6巻 目次
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「あたしには、大切に想う人がいます。
その人も、大切に想ってくれていますーー。」
 
咲-Saki- 第44局
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第6巻の目次の場所からです。
P39の中段のこのカットは掛け合いの舞台からちょっと離れています。
 
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 「福路先輩!やっと追いついたーー」
「池田さん…毎日一緒に帰ってくれるけど
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 私そんな子供じゃないのよ?高2よ?」
「いやいやいや、それはわかってますし!」
「でも嬉しいわ。誰かと登下校なんて、小学生以来だから…」
「え」
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 「私ねえ、中学の頃から同級生の仲良しができなくなっちゃって、
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 たまにうざいとか言われたりもするの。」
「………ウザさなら、私も負けませんよ?」
「?」
「昔から陰口でうざいうざい言われてますし!
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 私がそばにいる限り、福路先輩は全然うざくなんてないです!
そんでもって、優しすぎる先輩の代わりに、あたしが図々しくなってみせますよ!」
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「ありがとう…」
「………ひとつお願いいいですか?
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 あたしのこと下の名前で呼んでーー…毎日一緒に帰ってください!」
 
風越屈指の名シーンですね。掛け合いに忠実に背景が当てはめられているこういうシーンの舞台に実際に足を運べると、改めて感動します。
 
 咲-Saki- 第6巻 総扉絵
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昼過ぎに撮ったので影はこんな感じ。実際は正午近くかな?
 
咲-Saki- 第44局
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ちょっと離れた場所に第44局の最後のカット。迷いました。
 
咲-Saki- 第40局
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第40局、作中初の飯田舞台のカットだったりします。こんな細かくて淡い見落としそうな背景も実際に存在するんですね……。
 
ラブじゃん 表紙
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駐車禁止の手書き看板が針金で固定してありました。この道を奥に行くと上の第40局のカットなんですが、何台か駐車されてました。 
 
咲-Saki- 第109局 扉絵

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アニメ咲-Saki- ED

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完全には一致しないので、EDの場所は何とも言えません。

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和の背景はどこなんだろう?
 
咲-Saki- 第123局

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山「久!」
前回の最新話探訪は生憎の雨だったので撮り直し。
 
アニメ咲-Saki-全国編 BD 第1巻 特典コミック 表紙

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 飯田に来た第一目的の特典コミック表紙!咲さんかわいい!